みなさまは遊びについて考えたことがありますか?子どもの遊んでいる姿を思い浮かべてみてください。実は子どもの意外な姿も遊びなのかもしれません。
パーテン(1943)は子どもが遊んでいる姿から子ども同士の社会的相互交渉(かかわり)に焦点を当て、6つに遊びを分類しています。
①何もしていない行動②ひとり遊び③傍観者的行動④並行遊び(他児の近くで同じようなもので遊ぶが、交流がない。)➄連合遊び(他児と一緒に同じような活動をする。)⑥共同遊び(協力したり、役割分担をして遊ぶ。)
今回はひとり遊びと並行遊びについてお話します。
三丁目すまいる保育園でも一人で黙々と水を汲んで他の容器に移すひとり遊びや友だちと隣り合って座り、列車を動かして遊ぶなどの平行的遊びが多くみられます。一人で遊んでいて大丈夫?と思う方もいらっしゃると思います。ですが2~3歳の頃にしっかりと一人で遊びこむという経験とても大切なのです。子どもが自分の世界で時間も気にせず遊びに没頭するという姿からは集中力が育まれたり、何度も繰り返して遊び試行錯誤することで物の性質を知り、自分ならできるという自信へとつながっていきます。
明日は連合遊びと協同遊びについて紹介させていただきます。おたのしみに!
保育士:山口
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