三丁目公園の入り口から子どもたちを見守っていると、一人の男の子が近づいてきました。彼は2歳になったばかり。入口からは電車がかすかに見えます。そのことに気が付いている彼は、入り口にいる私によっかかりながら全身で電車を見ようとしていました。
私は「あんまり乗り出すと危ないよ」と声をかけながら私自身も彼が入り口から出ないように全身で受け止めています。そんな大人の必死は気にしていない彼は「かんかん いった」「かんかん いった」と連呼。私も「電車、行っちゃったね」と答えていましたが、他の子が話しかけてきたので、その子と話しをしていると、彼は少し嫌だったのかいきなり私に「はーたち」「はーたち」と手をリズミカルに叩きながら「はたち」と連呼。わたしがなぜ彼がいきなり「はたち」と連呼し始めたのかわかりませんでしたが、ひとまず彼に「私が24歳になったの。もうはたちじゃないんだ」と伝えてみましたが、納得できなかったのかまだまだ「はーたち はーたち」と連呼。
彼がなぜ「はたち」と言い出したのかは今でも不明ですが、その後も階段ですれ違う時も「はたち」と言うようになりました。
彼には私が「はたち」に見えているのであれば光栄なことですが、なにかの言い間違えやほかの事だったかもしれないことは考えずに、ポジティブに考えていきたいと思います。
私自身気持ちは二十歳でいたいと思う今日この頃です。
この謎が解き明かされたらお伝えしますね。乞うご期待!
保育士 篠﨑
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