公園でブーブーカーで遊んでいた時のこと。虹グループさん(2歳児)のAちゃんがお友だちの乗っているブーブーカーを貸して欲しくて、でもお友だちはまだ乗ったばかりで貸してくれず…で泣き始めました。
その様子を見た他の虹グループさんも近くに集まってきました。「どうしたの?あれが欲しいの?」と聞かれ泣きながらも頷くAちゃん。すると別のお友だちが周りをキョロキョロ…同じ型・同じ色の空いているブーブーカーを探し出して持って来てくれました。でも、Aちゃんは「これじゃない!」お友だちが乗っているブーブーカーに乗りたいようです。
今度は別のお友だちが「か~し~て~って言ってみる?」と聞いてみるも、既に聞いて断られた後のAちゃんは首を振ります。どうしてあげれば良いのか困った周りのお友だちは、少し考えた顔をし、ひとまずAちゃんを慰めるために頭をよしよし撫でていました。ブーブーカーを貸して貰えてはいないものの、少しずつ気持ちも切り替わってきて泣き止んだAちゃん。
この一連のやり取り。例えばすぐに保育者が間に入っていたら見られることがなかったでしょう。時には子ども同士で解決しようとする力を見守ることも大切ですね。
保育士 村田(み)
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